渡米前は、アルファベットも知らなかった息子。
この1年半の間の彼の英語力の伸びはすさまじい。
気を抜くと家庭の中での会話や、独り言も、英語でしゃべりだす。
不思議なのは、彼の頭の中には、過去形とか過去分詞形とか三単現のSとか、そういう文法的な知識はほぼゼロということだ。
それなのに、ちゃんと過去形とか動詞にSを付けたりしてしゃべっている。
自分が日本語をしゃべるのに、文法のことなど全く考えていないのと同じなんだろう。。
そんな彼に、「日本語と英語しゃべるのどっちが楽?」と聞いたところ、息子は迷いなく、
「英語の方がラク。だって、日本語みたいに一つの意味をあらわす言葉がたくさん無いから。。」
とのこと。
確かに、日本語の「私」を表す言葉は、俺、僕、拙者、それがし、手前、わたし、わたくし、自分・・とちょっと考えてもたくさん出てくる。
が英語で「私」を表す言葉は、I 以外に無い。