すののミネソタ生活

アメリカで働くエンジニアのブログ、音響、自転車、写真

写真にはまった14年間

きっかけ

写真の趣味を本格的に始めてから、14年ほどになる。

それまで一眼レフなんて触ったこともなかったし、写真に興味はなかった。 ふと立ち寄った、カメラのキタムラで何気なく手にとった一眼レフ(機種は忘れてしまったが)のファインダーを覗いてみたのが、始まりだった。 シャッターボタンを半押したところにピントが合い、それ以外はきれいにボケているというなんとも言えない感覚が新鮮だった。 それまでもいわゆるコンデジのカメラは使っていた。趣味というよりは情報記録のためにだったが。 コンデジにもオートフォーカスは付いていたが、見ている絵のすべての箇所に等しくピントがあってしまう。 というよりピントが合って当然、ピントが合わないこと = ピンぼけ、つまり失敗した写真だとしか思っていなかったと思う。

はまった

一番撮りたいものにピントを合わせて、それ以外をぼかすことができる。その自由さが、一眼レフの楽しさの一つだということを知ってから、どんどんのめり込んでいった。 撮りたいものを探してひたすら撮ってみる毎日だった。 会社に行くときも、ちょっと外に出かけるときも、一眼レフと一緒だった。

Olympus E-3

始めて買った一眼レフは「Olympusの E-3」という機種。今や絶滅しかけているフォーサーズ(not micro)規格のカメラだった。

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Olympus E-3 とレンズ

フォーサーズは高性能なレンズがコンパクトに設計できるという利点があったが、センサーサイズが小さいためにどうしてもボカしにくく、一眼レフで撮った感を醸し出すのが難しいという欠点があった。 そして当時のセンサーの高感度特性は、最近の最新カメラと比べるとめちゃくちゃ弱く、ISO感度の設定にもかなり気を使って撮影しなければならなかった。 でも、そのような難しさがあったことを含めて楽しんでいたように思うし、おかげでカメラやレンズにも詳しくなることができたと思っている。

写真部入部

当時勤めていた会社の写真部に入部したことが、写真に対する考え方を変えてくれたきっかけとなった。

続く~