すののミネソタ生活

アメリカで働くエンジニアのブログ、音響、自転車、写真

バブルノイズ、Bubble Noise だと思っていた件

バブルノイズとは

音響の世界では、バブルノイズという言葉がよく使われる。

バブルノイズとは、多くの音声が同時に混ざっている信号のことを指す。 例えば、多くの人がしゃべっているレストランやパーティ会場を思い出してもらえるとわかりやすいと思う。

バブルノイズ、すなわち多くの人がガヤガヤとしゃべっている状況でも、聞きたい音を聞けるようにするというのが、音響研究分野の目標の一つであったりする。

そんなバブルノイズの英単語を、私がこれまで20年以上間違えて認識していた・・という話である。。

バブルノイズ = Bubble Noise?

バブル、と聞くと、「泡」を連想する人は多いのではないだろうか。 自分は、バブルノイズのバブルは「泡 = bubble」のことだと思っていた。 だから、バブルノイズは bubble noise だと思いこんでいた。

泡のように音声がたくさん現れては消える・・そんなイメージがバブルノイズと重なっていた。 音声を泡に見立てるその感性を素晴らしいとさえ思っていた。

Babble Noise !!

オンラインミーティングで、Bubble noise を実験に使ったことを進捗報告でプレゼンしているときのことだった。 チームメンバーのドイツ人が、突然笑いながら、「俺もずーっと間違えてたんだよ、Bubble noise のスペル」、と言い出した。

私「間違えている?何を??」

チームメンバー「Bubble じゃなくて、Babble なんだよ、本当は」

私「え??」

ということで、早速ググってみると、バブルノイズはBabble noise で Bubble ではないことがわかった。 辞書を引いてみると babbleは、「がやがやしゃべる、小川のせせらぎ、群衆のざわめき」というような意味であることを知った。 だからバブルノイズなのかーーー、と一気に腑に落ちた瞬間でした。

これは衝撃的だった、、意外と日本人で、バブルノイズを Bubble noise と思っている人は多いのではないだろうか。 ドイツ人も何年も間違え続けてたくらいなので、間違って覚えていても全く恥ずかしくないと思います♪

バブルノイズ = Babble noise です!!もう一生間違えません。